抱かれた棘と甘い吐息ネタバレ[23話]のばらの心に居るのはいつも…

皆さま、上田倫子さん作、
「カラダでしかわかり合えない…
高級娼婦との身分差愛」がキャッチフレーズの
「抱かれた棘と甘い吐息」って漫画はもう読まれましたか？！

今回の記事では「抱かれた棘と甘い吐息」
23話を実際に読まれた方のアンケートを元に、
漫画のネタバレやあらすじ、実際に読まれた方の
感想や結末予想についても紹介していきます！

抱かれた棘と甘い吐息23話あらすじ/内容ネタバレ

「告白のあとさき」

まっすぐぶつかる新二郎

「貧乏で勉強も出来なくて…
その上美人でもない私に好きだなんて
やめて下さい…。」

あなたのことが好きですと言う
成田新二郎の告白に戸惑う川村のばら。

しかし、新二郎はまっすぐのばらの目を見て
「あなたは美しい。」と答え、
見た目だけではなく中身を好きになったのだと
一生懸命伝えました。

その時、のばらの頭には
身体だけで繋がる関係の方が楽だと言った
右京の顔が浮かびます。

誰も愛さないと言う右京と
のばらの心に惚れたと言う新二郎。

のばらは正反対の2人の間で揺れるのでした。

デートの申し入れ

「先生の事は人として尊敬はしていますが
男性として好きとか、そんな気持ちは…。」

新二郎からの突然の告白を受けて
今の正直な気持ちをそのまま伝えるのばら。

「それなら…、
これから僕の事を知ってください！」

「次の日曜日に僕と2人で
会ってくれませんか？」

まっすぐ目を見て気持ちをぶつける
新二郎のデートの申し入れに
のばらは「はい。」と返事をしました。

そして、このまま新二郎のことを
好きになれたら右京に対する気持ちも
消えて失くなるかもしれないと
思ったのでした。

一方、のばらからいい返事を貰えた新二郎は
「良かった！！家まで送ります。」と言って
教室を出ようとした時、
自分の足の下に散らばる花に気がつきました。

「わっ、何でこんなところに花が！？」

驚いた新二郎の足元に
しゃがみ込んだのばらは
踏みつけにされた花を拾い集めながら
引っ越していくみっちゃんにあげようと思って
持ってきたのだと言いました。

それを聞いた新二郎はすみませんと言って謝り
「大丈夫です」と答えるのばらでしたが
ぼんやりと花を眺めるのばらの顔には
少し元気がありませんでした。

後ろめたい気持ち

「今日は寺子屋でお別れ会が
あったんだってな。」

帰宅したのばらと玄関で出くわした右京は
今日のことを駒井から聞いていたようでした。

「そのはずだったんですけど…
行ったら終わってしまっていて…。」

少し悲しそうに答えるのばらに
残念だったな…と声を掛ける右京。

そのとき、のばらは今度の日曜日に新二郎から
逢い引きの誘いを受けていることを思い出し、
あの…と言いにくそうに話を切り出します。

右京はもじもじしているのばらに
しびれを切らし、
言いたいことははっきり言えと言いました。

するとのばらは「ごめんなさい！」と言って
次の日曜日に休みを貰いたい旨を伝え、
右京は「別にいいけど。」と答えます。

休みを取ることの許しは得たものの、
のばらは右京の目を見ることができず、
そそくさと自分の部屋へと向かい、
その背中を黙って見送る右京には
何か思うところがあるようでした。

部屋に戻り、机の上に飾ってある
右京から貰った花が目に入ったのばらの頭に
「のばらにあげるよ。」と言って花束を抱えて
やってきた右京の姿が浮かびます。

しかし、のばらは自分の心に蓋をするように
そっと目を閉じ、

『自分の身体ではなく心を求めてくれた
成田先生と向き合わないと…』

と自分に言い聞かせるのでした…。

恋愛のバイブル

その頃、自宅に戻って本を音読する新二郎は、
その本の官能的な内容に
1人、顔を赤くしていました。

新二郎がそんな本を読んでいた理由は…

恋愛経験が少ない為、逢い引きの時に
どんな会話をすればいいのかわからず…

すこしでも勉強になればと思い
恋愛小説を読み始めたところ、
思いの外生々しい描写が多くウブな新二郎には
少々刺激が強かったのでした。

「何1人で騒いでるのよ？」

そこへ叔母の芳子が
ひょっこりと顔を出しました。

あんたが恋愛小説を読むなんて珍しいわねと
新二郎の読む本を覗き込みます。

すると新二郎は広げた複数の本に
覆い被さるようにして隠し、
勝手に見ないで下さい！と
顔を真っ赤にして言いました。

「もしかして…好きな子と何かあったの？」

芳子の鋭い一言に図星の新二郎は
おばさんには関係ありませんと言い、

芳子と右京のお金と体で繋がる関係を
軽蔑していたため、
おばさんとは口もききたくないので
部屋に入ってこないで下さいと
声を荒げて言うのでした。

デート当日

約束の日曜日…。

「すみません！遅れてしまって…！」

待ち合わせ場所に先に着いて待つのばらの元に
大慌てで駆け付ける新二郎。

和装か洋装かで迷って
時間を取られてしまったと
申し訳なさそうに言う新二郎の足元を見て
のばらはあることに気がつきました。

「あの、先生…下駄が…。」

新二郎は慌てて家を出たせいで
片方は自分の、もう片方は父親の下駄を履き、
左右で鼻緒の色が違っていたのでした。

初めて見る新二郎のおっちょこちょいな一面に
クスクスと可笑しそうに笑っていました。

どこに行きますか？と言う新二郎の問いかけに
いつも先生が行っているところに
行きたいと答えるのばら。

そうして新二郎はのばらを
機関車が見られるところへ案内します。

機関車が走る姿を見て大興奮の新二郎に
あまり機関車について詳しくないのばらが
質問すると、新二郎から機関車愛の伝わる
熱のこもった答えが返ってきましたが
のばらにはよくわからないようで
少しそっけない返事をしました。

それに気がついた新二郎は
1人で盛り上がりすぎたことを詫び、
ご飯でも食べに行こうと誘ったのでした。

手を繋いで歩く2人

レストランに到着し、向かい合って座る2人。

「ここのライスカレーは最高なんです。
お味はどうですか？」

新二郎のその言葉に、
のばらはライスカレーを一口、
口に運んで「美味しいです！」と伝えると
新二郎は嬉しそうににっこりと笑います。

『こんなに美味しいライスカレー、
右京様にも今度作ってあげたいな…。』

新二郎と向き合おうと決めたのばらでしたが
ふと頭に右京の顔が浮かび、
ハッと我に返り自制するのでした。

食事を終え、店を出て歩いていると
すぐそばを通った中年の男性にぶつかられた
のばらは衝撃でよろけてしまいます。

「きゃっ！」と声を上げるのばらの手を
とっさに掴んで「大丈夫ですか？！」と
心配する新二郎。

そしてのばらが体勢を立て直したあとも
新二郎はのばらの手を握ったまま
歩き始めました。

のばらも戸惑ってはいるものの
特に抵抗はせず、新二郎に身を任せています。

「あらっ？！新二郎じゃない？」

手を繋いで歩く2人の近くを
たまたま通りかかり、こう呟く芳子の隣には
右京の姿があったのでした…。

抱かれた棘と甘い吐息23話感想/考察/結末予想

家に押しかけてこられた挙句
自分の好きな人を汚れていると侮辱され…

みっちゃんの為にと思って持参した花を
わざとではないにしろ踏みにじられ…

そんな相手とデートだなんて大丈夫ですの？
のばらさん…。

好きな人に期待を裏切られた後に
まっすぐな目でストレートに
気持ちを伝えられたりしたら
心が揺らぐ気持ちもわかります…。

でもやっぱり、告白された時や
一緒に美味しいものを食べた時に
右京の顔や言葉を思い出す時点で
いくらのばらが新二郎と向き合おうとした所で
結局は新二郎に勝ち目はないのかなと
思ってしまいました…。

そして！
街中で新二郎の姿を見かけた芳子の隣に…
右京様の姿が…！！

男性と手を繋いで歩くのばらを見た右京は
のばらのためにそっけない態度をとるのか？！
それとも、嫉妬という感情を抱くのか！？

次回、どんな展開になるのでしょうか！

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まとめ

以上、漫画「抱かれた棘と甘い吐息」23話の
ネタバレやあらすじ、実際に読まれた方の
感想や結末予想についてでした！

毎週水曜日の0:00にマンガMeeにて
ストーリーが更新されるのですが、
絵も綺麗だし内容もちょっぴりオトナなので、
しょっぱなからドキドキさせられました！

大人の恋愛漫画が好きという方は、
是非一度読んでみてはいかがでしょうか？