環上ノスタルジックねネタバレ［１５話］ぼっちゃんの涙と旦那様の涙

皆さま、司代こえさん作、
「巷で流行りの転生モノ!?
いいえ、みんな死んでます！」が
キャッチフレーズの
「環上ノスタルジック」って
漫画はもう読まれましたか？！

今回の記事では「環上ノスタルジック」
15話を実際に読まれた方のアンケートを元に、
漫画のネタバレやあらすじ、実際に読まれた方の
感想や結末予想についても紹介していきます！

環上ノスタルジック15話あらすじ/内容ネタバレ
環上ノスタルジック15話感想/考察/結末予想
環上ノスタルジック15話を無料で読む方法
まとめ

環上ノスタルジック15話あらすじ/内容ネタバレ

「前門の虎」

ぼっちゃんの涙

白檀を従えているのが誰か
とても気になる様子の赤鰯と呼ばれる人物は
不敵な笑みを浮かべました。

ちゃぶ台は、ぼっちゃんと旦那様とその奥様と一緒に
過ごした記憶を振り返ります。
旦那様は細工を作るのが好きで、
探しているカルダングリルは旦那様が作ったものだと言います。
旦那様は戦争で海のほうまで行くことになり
ぼっちゃんと奥様は疎開先に行ったそうです。
しかし、疎開してすぐのころ
奥様は病気で亡くなってしまったそうです。

ぼっちゃんは聡明な人で
戦地にいる旦那様が気を落とさないように
奥様がなくなったということを伝えなかったそう。
そして、疎開先のおばさまたちに
迷惑が掛からないように母親を失った悲しみを
必死に隠していたそうです。
ちゃぶ台はそうしたぼっちゃんの涙を受け、
何かを思うようになり、
今回の人形への依頼に至ったそう。

かなわぬ願い

奥様がなくなって旦那様も戦争に行ってしまい
しばらくたったある日、坊ちゃんのもとに
旦那様から手紙が届きました。
しかし、その手紙の内容は取り留めのないもので、
旦那様の近況は書かれていませんでした。

旦那様の向かった戦地は上官が厳しく、
軍事郵便は監視されていて自由に文面を書くことが難しかったそう。
旦那様はそれを見越して
戦地に赴く際にぼっちゃんにカルダングリルを渡したのです。

当時の戦争では、敗戦の真相は語ることが禁じられていたため
家族への手紙に検問が入ったそうです。
それをかいくぐるため、ぼっちゃんの父親は
カルダングリルを渡したのでしょう。

この時のカルダングリルが試作品の物で
間違っていたため、
ぼっちゃんが旦那様の手紙に
カルダングリルを当てはめてみるとそこには
『父さんうんこもらした』となんとも言えない内容が浮かび上がり
その後ぼっちゃんは投げやりになってしまったと言います。
しかし、それでもぼっちゃんは自らがなくなる日まで
手紙やカルダングリル、ちゃぶ台を捨てずにいてくれたと言います。

願わくばぼっちゃんと同じ世界に行きたかった。と
ちゃぶ台はかなわぬ願いを口にします。

襲い掛かるカルダングリル

ちゃぶ台は本当のカルダンリングは２枚あって、
そのうちの一枚が見つかれば良いのですが。といいますが
この広い世界の中、そう簡単に見つかるわけねぇだろ。と
人形が言います。

「それは百も承知です！」とちゃぶ台が
長々と説明します。
人形はちゃぶ台のいちいち説明が長いところに
うんざりして、自身もくどくどと言い返します。
すると「俺に黙っていることない？」と人形が遠くを見ながら
ちゃぶ台に話しかけます。
「あああ・・・」とちゃぶ台は口元に手を当て
怯える様子でそれを見ました。

そこにはカルダングリルらしきものが立っていて
「よくも私の相方殿を～！」と
いきなり襲い掛かってきました！？